発表をしない研究会はテンションが半分ぐらい下がる.
その原因は多分,発表をして自分の研究と自分をセットで覚えてもらうことはできても,口頭だけで研究について話し,いろいろ雑談をしながら自分を覚えてもらうことは,まだ私にはハードルが高くてできていないからだ.
できるようにしたいことは次のことである:
1.休憩中などに自分から顔見知りじゃない人に話しかける
2.講演で質問する
3.知らない人とご飯に行く
4.ポスターで質問する
5.口頭で研究ついてうまく説明する.問題についてdiscussionできればさらにいい.
1.は結構英語だとハードルが高い. より容易にするには知り合いを連れて一緒に突撃すること. もっと気楽なのは知り合いが知らない人と話しているところに加わること.
2.は,実は日本語でもあまりできていない.参加者が多くなるほど緊張する.一度してしまえば拙い英語かつ拙い内容でもきにしなくなれるだろうか.
3.は1の延長かもしれない. せっかくの機会なのだから普段会わない人とご飯に行くべき. 周りが知り合いごとに分かれてるとついそれに習ってしまうことは悪習だと思っている. 普段話さない知り合い+新しく会った人のグループがハードルが低く一番効用があるかな.
4.他に比べポスター発表で質問をたくさんすることは気楽で結構できている. コツは第一リスナーになること. そうなりやすくなるには発表の始めから聴くこと. 途中からでも行ける時もあるけどそれは発表者の気の配り方による. 逆に言うと, 発表の時は途中からのリスナーを前半の内容を要約したりすることで受け入れることに気を配りたい.
5.は相手の専門や興味を知っていることが重要. あの論文書いてた〜さんならこういうことに詳しいかしら?とか. 知り合いにふるのも大事な機会でぜひすべき.加えて, 事前に参加者を見てこの人と話してみたいと何人か目星をつけておけば容易になるだろう. あとは発表を見て知って話しかけることになるけど, 逆の立場になると発表して話しかけてくれることはうれしい. それもあって発表しない研究会はテンションが半減する気がする. あと, 1や3で新しく話しかけてお互いの研究について知るのももちろん良いが, 口頭だけで興味を持たせ資料を見たいと思わせるとこまで行けるかはまた越すべきハードルである. さらにkeep in touchとなったらほんと素晴らしい. 人との出会い全般に言えることだけど.
というわけで, 聴くだけの国際会議をいかに充実したものにするか, という観点で書いてみました. ポスターだけ発表のときもほとんどは当てはまるのでは.
理想はわかっている. 失敗を恐れず近づこう.
参考文献
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/9830/lab_all/lab_meet.html