東大の牧島先生が書いた修士論文の書き方の注意pdfを読んだ.
http://www-utheal.phys.s.u-tokyo.ac.jp/~maxima/NetEd/To_M2/To_M2.pdf
日本語の文章を書くのに特有のこと(漢語,和語のバランス)がとくに参考になった.
自分への注意として内容をメモしておく:
・一つの項の長さは0.3-2ページ
・n. m. k のk<=10くらい
・項の含む段落数<7
・5-15行/段落
・逆接は段落中に1回だけの切り札
・また,さらに/ しかし,これに対して,一方で などは段落の始めには使わない
・過去へのリンク:〜で述べたように,〜章の結果から推測して,
・略号を使う目安は5回とか
・箇条書きをやたらつかわないこと
・階層構造や順序が最適か,変えた時の思考実験で見極める
・冗長な表現を改める:一回読み直しで1割減
・漢語と和語のバランス
・和語では表現できない専門用語があるので,それを際立たせるために他を和語で書く
・「また,および,むろん,かつ/たいへん,ほとんど/もの,こと,かもしれない,できる,など」はひらがなで書く.場合によっては「たとえば,すなわち,したがって,いっぽう,ふつう,いっぱんに,とくに,ください」もカナで.
(#個人的には,「いっぽう」と「いっぱんに」を仮名書きするのはあまり見ない気が...)
・ひらがなばかりを続けない,漢字の単語をつなげない努力(入れる時は読点)
・一文の長さと読点の分布に気をつける
・「〜に関しては」「〜の件については」「〜の事態に際しては」とかはストレートに書くべき
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私は,一文が長かったり漢語が多かったりする癖があるので気をつけたい・・・.