今回は,研究所特有の生活の特徴を雑多に羅列してみたいと思います.
- 掃除のおばさまがたくさんいて隅々まで掃除してくれる.居室も週に二、三度掃除が来てくれる.(参観時は異常に綺麗にする)
- 食堂で朝昼晩3食安価で提供している.朝6元,昼14元or20元,夜8元or12元
- 子供を堂々と研究所に連れてこられる.食堂も子供連れ家族連れ自由
- 研究所だけではないだろうが,工会(gonghui)という労働組合(任意加入だが大体の人が加入)がある.お金を少し支払い,季節ごとにギフトをもらったり,時々イベントがあったりする.
- ポスドクでも英語が喋れない(喋ることに抵抗があるを含む)人が過半数.(読み書きはOK)
- 事務の人の英語力はさまざま.ほとんど喋れない人も多い.結構しゃべれる人が限られている.
- 研究所に頻繁に偉い人が参観に来る.
- その際には実験室では白衣を着ること・オフィスを綺麗に保つことを要求される
- (たぶん参観のおかげで人件費含む研究費があるのだから...)
- 重要な連絡なのに全体連絡は中国語.特別個人に用がなければ英語でリマインドされることもない.個人に対しても中国語で来る時も結構ある(私だけ?)
- バトミントンとバスケのクラブがある模様.最近サッカーもできたらしい.以外にも卓球はそこまで盛んでない(?)卓球台は3台位ある.
- 研究所ヨガを今はやっている(外部講師を呼んで割り勘)
- 小さいがジムがある.ローイングマシンが一台あるのがよい.
- 一般図書スペースもできた.(子供向けの本もある)
3号館一階人才咖啡というカフェが入っている.一杯6元.
- 人は立場によらず仲良くしていると思う.グループの垣根はあまりない.
- 学生はそのラボの学生で固まっていることが多いけれど,事務の人をふくめたそれ以外の人は垣根なく交流しているように見える.
- ポスドク,助理研究員,インターン研究員(修士卒の職),ラボ付の事務の人,副研究員あたりは2人部屋か6人部屋がほとんどのはず.部屋の空きが最近少ない.同じラボの人が同じ部屋というわけでもなく,その時の空きなどに応じて埋まっていく.PIは一人部屋.
- (私はありがたいことに2人部屋で快適.実験室にも近い.違うグループの人と一緒)
- 他の所属の兼任PIも多くいる(HPにないから覚えずらい.)
- 現在は修士博士などの学生は中国科学院大学からは多分きていないはず.温州医科大学,温州大学からが多い.温州キーン大学という英語で教育している大学からも人が来ることがある.
- 個人情報の取り扱いが雑.(中国全般?)
- 地下駐車場あり.自分の住んでいる社宅状態のアパートからは車,電動バイク,自転車,シェア自転車,徒歩などの通勤方法がある.
- 意外と紙の書類も機関の捺印もいることもある.
- 前日とか直前に連絡が来て物事が突然決まる.
- 建築工事でもなんでも完璧に作らないのでトラブル報告が大事.報告すればすぐ直される.
- 昼食後昼寝は一般的.結構ガチ寝.散歩派やその両方の人もいる.
- 中国では~グループは~課題組で,ラボのボスは組長,グループミーティングは組会.(呼び方のはなし)
- 隣の全寮制高校の食堂にいける権利がある.(研究所よりおいしい)
- いろんなコミュニティ(人の組み合わせ)で円卓をかこんだ会食が多い.
- 最近の事情:定期的なPCR検査(プール式)がある.
- 私が勝手にポスドクの会と読んでいる自発的なポスドクの組織がある.(これについてはまた別に書く予定)
あとは,以前に自分が温州にいる外国人として動画を撮影されたものも研究所の雰囲気がわかると思うので,興味があれば見てください:(注:言語は滑舌の悪い日本語訛り英語)