ノートは何のために書くか?
後から見直すため.
すなわち
見直す価値のないノートは必要ない.
これを踏まえた上で・・・
手書きであることはタイプよりも多くの情報を含む.
筆跡を見ると,自分一人のノートでさえ,いろいろわかる.
急いで書かれた文章だとか,修正箇所が多いとか.その特徴を活かす.
基本的なことだが,文章以外の部分に意味を持たせるとよい.
字数削減にもつながる.
1.文字の色は特定の意味を持つ.
事実(黒),意見(青),疑問・修正(赤)など決めておく.
書体も手書きで書き分けられる場合は使えるが,個人的な感覚ではあまり綺麗に見えない.英語で筆記体とブロック体とか明確に違いが出せる場合にはよい.
「黒と青では同じ文字列でも意味が違う」
2.インデントは揃える.
一パラグラフ間では単に見やすいという点もあるが,重要なことは文章になった時にパラグラフの階層構造を直感的に把握できること.
「インデントが余分にとられているということには,意味がある.」
3.字の大きさは数種類にする.
重要度別,階層別など.
「他と比べてここの字が大きいということには,意味がある.」
4.箇条書きの行頭記号など記号は自分の中で決めておく
【定義】,主張,*疑問点,▶︎トピック,など.
他に気をつけることとしては,
日付を書く
間隔・余白を十分とる
図表をよく用いる
など.
初心者はマニュアルから入るのもアリだと思う.ランダムに書くよりは読みやすくなる.
たとえば,有名な「コーネルメソッド」
などを参照.
要するに,自分の用途に応じて,決まりを作って書けば良いだけのこと.意外と難しいけれども.